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ばあちゃん特老に入所・・・

在宅介護・・・・本当に難しいです

認知症さえなければ・・・なんて、いい訳かもしれませんが
要介護5の人を看るには本当に負担が大きいです





今ではトイレに連れて行くにも、母は自分の足で踏ん張って歩けない時もあります
私の腰がどうにかなりそうなくらいにもたれられ、頼られちゃいます
途中で全く歩けなくなり座りこまれて、トイレから引きずって部屋まで帰った事も・・・・

トイレの中ではズボンを下ろされまいとして手でしっかりズボンを握りしめます
言葉で何度も言いますが、言っても理解してくれないのが困ります
ズボンをやっとのことで下ろすと座る前におしっこが出てしまったり
抵抗して便器に座ってくれなかったり┐( ̄ヘ ̄)┌




お風呂は1年くらい前から、怖くて一人じゃ入れてあげられません




食事も大きな口を空けるのは好きなおかずの時だけ
薬が効いていない時は頭を左右に振って上を見ているので
左手で頭を動かさないように押さえて右手だけでスプーンを運ぶ・・・
口を閉じられて食事が下にばらばらこぼれる(〃´o`)=3




服を着替えさせるときも
83歳のおばあちゃんとは思えない力!
ばあちゃんの細い上腕に力こぶε-( ̄ヘ ̄)┌ 思いっきり抵抗します
私が力を入れすぎて、無理に手を曲げさせたりすると骨折につながりかねません





ばあちゃんがよろけて思わず手を掴むと・・・弱い皮膚は皮がむけたりします




他にも洗顔歯磨き等等・・・・
小さい事をあげればきりがないです・・・・
先の見えない介護は本当に精神的にも落ち込みます





見かねたケアマネさんから特別養護老人ホームの入所を考えた方がいいといわれ
覚悟を決めたのが昨年春先

申し込んでも順番はまだまだ先と思っていました





それが、
昨年暮れに近い将来に入所が決まるかもしれないと・・・・

そして、2月のケアマネさんの訪問の時に
3月か4月に入所出来そうですと聞かされました





母のように要介護5の介護度の高い人は後で申し込んでも優先順位が高いそうです
思いのほか早かったです





3月15日、その日は突然やってきました
とうとうホームから電話がかかり空きが出来たのでいつでも来ていただけますと・・・




「今日ショートステイから帰ってくる予定ですけど、そのままお世話になるって事ですか?」

突然で頭の中がパニック状態




「今日でなくていいんですよ
    ただ、部屋をひと月もふた月も空けておくわけにはいきませんから出来るだけ早くに」と・・・





で、姉と今日19日に連れて行く事にしました





慌しく、15日に入所の為の手続きの書類と持って行くもののリストやらをいただきました



下着やパジャマ、タオルに洋服・・・・・そして薬に洗面具

16日、とりあえず私一人でお部屋を見てきました
どんなものを持ちこめるか確認するためにね

そして・・・・
小さな家財道具と共に今日午後に母を連れて行きました





なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいです
母の部屋の仏壇の父の写真をまっすぐに見る事が出来ません




出て行った母の部屋はがらんとして・・・
しかし母の匂いが残ったまま




週明けにはレンタルしていた介護ベッドの返却の電話もかかってくる事でしょう





特養が母の終の棲家となってしまいますが
幸い家から歩いて7分
出来る限り顔を見に行くつもりです
by j-kakesu | 2011-03-19 23:05